この記事では「THIS IS US / 36歳、これから シーズン1 第2話」のあらすじと感想をご紹介しますね!
ちなみにこの記事はネタバレを含みますので、もしネタバレを読みたくない方はお気をつけください!
目次から、読みたいところだけクリックして読んでみてくださいね^^

もくじ
「THIS IS US / 36歳、これから」シーズン1 第2話【あらすじ】
それでは、あらすじを書いていきますね。
第2話 「ビッグ・スリー / The Big Three」
ジャックとレベッカのストーリー
<80年代>
8歳になった三つ子(ケヴィン、ケイト、ランダル)の子育てに追われるレベッカは、いい母親になるために、3人の子供に分け隔てなく、平等に愛情を注ぐよう気を使っていました。
しかし子供のことで手一杯で、夫のジャックに構っている余裕はありません。

一方、楽しく頼もしいパパであるジャックは、子供達には大人気ではあるものの、妻のレベッカとの冷え切った関係に悩んでいました。
ジャックは次第に酒に溺れ、毎日の帰宅が遅くなります。
2人の関係はどんどん険悪になっていき、親友のミゲルからは「お前にはもったいない女性だから、大切にするように」と忠告を受けます。
ジャックはミゲルの忠告を聞き、レベッカと真剣に向き合うことにします。
そして酒を断つことを誓い、レベッカに月の形をしたペンダントをプレゼントします。
2人は仲直りをし、レベッカはペンダントを一生大切にするとジャックに伝えるのでした。

ケイトとケヴィンのストーリー
<現在>
ケイトはスポーツ・ジムで真剣な面持ちでトレーニングに励みます。
しかし一生懸命に頑張っても、なかなか痩せないことに苛立っています。
そんなケイトにトビーは気持ちを明るくするために冗談を言い、ケイトをジムから連れ出します。
一方、自分からドラマ「シッター・マン」を降板したケヴィンは、事務所に呼び出され、冷たく叱責を受け、ドラマの出演契約があと2年残っているから、高額な賠償金が発生し、今後TVに出られなくなると脅されるのです。
そして、ちょうどパーティーがあるから、お偉方に許しを乞うよう言われます。
自分で決められないケヴィンは、妹のケイトに相談します。
ケイトは自分の道を進むよう背中を押してくれます。
そして、ケヴィンはケイトにも一緒にパーティに出てくれるよう頼みます。
ですが自分の容姿にコンプレックスを持っているケイトはとても嫌がるのでした。
ケイトは自分がなかなか痩せないこと、また嫌いなパーティーへ出ることへのストレスで、ダイエットのグループカウンセリングで参加者にキレてしまいます。
トビーはまた冗談でケイトの心を軽くし、場を和ませ、自分もケヴィンのパーティーに一緒に参加すると申し出るのでした。
ケヴィン、ケイト、トビーは3人でパーティーに参加します。
ケイトははじめ、周りの視線を気にするのですが、トビーがうまくケイトの気持ちを持ち上げてくれたおかげで、久しぶりにダイエットを忘れて羽目を外して楽しむことができました。
一方、エージェントに呼び出され、お偉方に謝るよう促されるケヴィン。
ですがドラマ降板への固い意志を伝えると、お偉方から「もし降りるのなら、お前のキャリアをナガサキする(徹底的に叩き潰す)」と脅されます。
(日本人の私達からすると、この表現はとても悲しいですでね・・・)
混乱するケヴィンはケイトに相談しようとしますが、ケイトとトビーは酔いつぶれていて話になりませんでした。
途方に暮れるケヴィンは、久しぶりに弟のランダルに電話をしてみるのでした。
ランダルのストーリー
ランダルの家に、実父ウィリアムが暮らすことになりました。
しかしランダルの妻ベスは、元コカイン中毒でホームレスだったウィリアムが、娘2人に悪い影響を与えるのではないかと心配しています。
ランダルはそんな妻の思いをよそに、現在ステージ4の胃ガンを患っている父を何とかして助けたいと、良い病院を探します。
ウィリアムは毎朝バス代を借り外出し、夜遅くに帰ります。
まだコカインをやっているんじゃないかと妻ベスは疑います。
ある夜、ベスはウィリアムと2人で話します。
そこで、ウィリアムはベスが疑っているような悪いことはしていないこと、そしてフィラデルフィアの元の家で飼っている猫に餌をあげる為に毎日3時間かけてバスで帰っていたことを打ち明けます。
妻ベスは、実父ウィリアムに心を開き、受け入れるのでした。
そんなある日のこと、突然母レベッカが、ミゲルと一緒に訪れます。
母は、28年前にジャックからプレゼントされた、あの月のペンダントを今もつけているのでした。

ケヴィンとランダルのストーリー
小学生の頃、ランダルは学校で「ウェブスター」というあだ名で呼ばれ、イジメられらていました。
「ウェブスター」というのは、当時やっていたドラマで、白人家族の養子になった黒人の男の子の名前でした。
母レベッカは、ケヴィンにお兄さんなんだから助けてあげるように言っていましたが、ケヴィンは聞きませんでした。
ケヴィンとランダルはあまり仲がよくなかったのです。
時は現在に戻ります。
ある夜、突然寝ているランダルの元にケヴィンから電話がかかってきます。
ランダルは嫌な顔一つせず、ケヴィンの話しに耳を傾けます。
「ドラマを降板したいが、降板したら今後のキャリアを潰すと脅された」と相談します。
ケヴィンは自分がいい兄じゃなかったことと、1人で物事が決められない性格であることを素直にランダルに伝えます。
ランダルは子供の頃父から言われていた「ビッグスリー」の合言葉でケヴィンを励まします。
自分の好きに生きるようにケヴィンの背中を押してあげるのでした。
そしてケヴィンは舞台役者の道を進むため、NYへ行くことを決意します。
おまけの特典映像
アマゾンプライムビデオでは、番組の終わりにジャック、ケヴィン、ケイトのインタビュー映像が載っています。
エンドロールが出た途端に終了させてしまうせっかちな方は、見逃さないように注意してくださいね!
(私のことです・・・・)
「THIS IS US / 36歳、これから」シーズン1 第2話【感想】
第2話も、オムニバスのように物語が進み、最後、過去と現在が時代を超えて繋がるところがよかったですね!
兄弟の絆
今回の見所は、ケヴィンとランダルの兄弟の絆ではないでしょうか?
物語は淡々と、幼い頃のケヴィンとランダルの疎遠な関係が紡がれていきます。
白人家族に養子となったランダル。
両親には分け隔てなく愛されていますが、世間の目は冷たいものです。
小さいながらに「自分は他人とは違う」ということに戸惑っているランダルの気持ちが手に取るように分かります。
(それを大げさに描いていないところがこの作品の魅力的なところですね。)
そんなランダルに優しくするでもなく、冷たくするでもなく、守ることもせず、ただただ、周りに流されるケヴィン。
よく言えば伸び伸びと、悪く言えば正義感も責任感なく、自由に育ってきたのでしょう。
ケヴィンの子供らしさも分からなくはありません。
ですが、そんなケヴィンの態度に、ランダルは寂しく悲しい気持ちになり、頼りにしなくなるのも、描かれてはいませんが視聴者に想像させます。
ケイトにはべったりでしたが、ランダルとは交わることのなかったケヴィンが、役者人生の危機にあたり、初めてランダルを頼ります。
ケヴィンを恨んではいないランダル。
寝ていたのに「書類整理をしていた(起きていた)」とウソをついてケヴィンの話に静かに耳を傾けるます。
ケヴィンは涙ぐみながらランダルに事情を打ち明けますが、ランダルは冷静に、父の「ビッグスリー」の励ましの言葉を送ります。
疎遠でありながらも、ずっと繋がっていた兄弟の絆が感じられる、とても感動的なシーンですね。
私も思わずウルっときてしまいました。
兄弟の存在は大きいですね・・・・。
私も兄弟を大切にしようと思いました。
レベッカとミゲルが登場するラスト
作品の中では「これでもか!」というくらい、レベッカとジャックの夫婦愛、ジャックの子煩悩さが描かれています。
必然的に、今のジャックとレベッカはどうしているんだろう?
仲のいい老夫婦になっているといいな・・・と視聴者に期待をさせます。
ですが、第2話のラスト、ランダルの家に突如訪問するレベッカは、ジャックの親友ミゲルと共に現れます。
レベッカとミゲルは夫婦になったの?
ジャックはどうしたの?
でもレベッカの首にはあの時の月のペンダントが・・・
そんな強烈な謎を残して第3話へ続くのでした!
・・・話の作り方が本当にうまいですね。
どんどんこの「This is US」の世界に引き込まれていくし、続きが楽しみになりますね!
ではでは、今回はこの辺で。
また「THIS IS US / 36歳、これから」の紹介記事を書いていきますので、よかったらまた遊びに来てくださいね。